琵琶湖博物館の水族展示室は淡水の生き物の展示としては日本最大級の大きさを誇ります。
可愛い生き物の展示、トンネル水槽、微生物をモチーフにした独創的なアートなど、楽しい展示がたくさんあるので、その見どころをお伝えしていきますね。
関連記事 びわ博のお役立ち記事のまとめです。お得な入館方法、展示の見どころ、近隣のランチや周辺観光のおすすめなどをまとめています。
琵琶湖博物館の水族館とは?
琵琶湖博物館は「人と湖」をテーマにしていて、
琵琶湖の生い立ちや、琵琶湖周辺で暮らす人と生き物との関わりについて体験したり、楽しみながら学
べる博物館です。
琵琶湖博物館は「びわはく」という略称で呼ばれることも多いので、以下「びわはく」と略して説明していきますね♪
そのびわはくの中でも一番人気なのが、水族館コーナーです。
正式には「水族展示室」というのですが、
びわはくの水族展示室では主に「淡水生物」の展示がされています。
展示面積が約2000平方メートルで、淡水生物の展示としては国内最大級を誇ります。
展示経路も通路が広めでゆったりしていて、段差が少なくバリアフリー。
休憩したり、ゆっくり見学するためのイスもこまめに用意されていて、
足の不自由な方や、小さいお子さん連れでも回りやすい印象があります。
駐車場も広いですし、家族連れにもおすすめできます♪
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琵琶湖博物館の水族展示室の見どころを詳しく紹介!
ではでは、びわはくの見どころを、ヘビーユーザー&びわはく大好きな地元民の筆者が詳しくお伝えしていきますね~~♪
ちなみにですが・・・
「可愛い生き物を見たい!」っていう方は、こちらへ↓↓
びわはくの可愛い生き物、親子連れに人気のある生き物展示を中心にまとめています。
・・・さて、水族展示室は、びわはくの1階にあります。
まず入って目にするのが・・・
琵琶湖の風景と一体化したお魚の展示。
とても開放感あって、癒されます(*^_^*)
経路順にびわはくの見どころを紹介していきます♪
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琵琶湖博物館の水族展示室の見どころ1 トンネル水槽
水族展示室へはいってすぐのところにトンネル水槽があります。
ここのトンネル水槽は全国的にも珍しい、「淡水魚のトンネル水槽」です。
琵琶湖に住んでいるお魚たちを間近で眺めることができます。
下からのアングルでお魚を見るのも楽しいです。
琵琶湖固有のナマズ、イワトコナマズもここにいます。水槽の下にいることが多いので探してみて下さいね。
もうひとつ、地元では縁起がいいと言われている「ベンテンナマズ」がいます!
こちらは、イワトコナマズのアルビノ(先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患のひとつ)だそうなんですが、
その黄色い姿から、地元の漁師からは弁財天のお使いとして「ベンテンナマズ」の名前で呼ばれていたそうです。
白みがかった黄色い姿をしているので、ぜひ探してみてくださいね♪
琵琶湖博物館の水族展示室の見どころ2 ビワコオオナマズ
琵琶湖固有種であり、琵琶湖の生き物の生態系の頂点とされているのが「ビワコオオナマズ」です。
びわはくの人気展示コーナーだけあって、こんな感じ↓で、展示コーナーに近づくとライトが浮かび上がる仕掛けもあって凝っています。
展示水槽の前にゆったりしたイスもあり、しかも照明が暗めなので、ゆっくり眺めようと思ったら、うっかり爆睡してしまう・・というトラップを何度も経験しました(笑)
触ったりできる展示もあります。(現在感染予防のため、撤去されているようです)
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琵琶湖博物館の水族展示室の見どころ3 湖魚を食べる暮らし
生き物を展示するだけでなく、「生き物と人間の関わり、文化」も紹介しています。
滋賀県は昔から湖の魚を食べてきた文化があります。湖魚店の展示を通して、湖魚料理や食文化の紹介をしています。
ここの展示コーナーを見ていると、お魚を食べたくなります(笑)。
ふなずしの匂いをかぐ体験展示もあるのですが・・現在はコロナ対策のため体験することができないようです・・残念・・・(ToT)
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琵琶湖博物館の水族展示室の見どころ4 古代湖の世界
琵琶湖は、日本最大の湖というだけでなく、約400万年前から存続していた「古代湖」でもあり、世界的にも貴重な湖です。
(ちなみに、「古代湖」は世界中でも20個しかなく、琵琶湖はバイカル湖、タンガニーカ湖に次いて世界で3番目に古い湖と言われています)
長い歴史をもつ古代湖は、独自に進化してきた、ユニークな生き物が数多くいます。
そうした古代湖の紹介、古代湖の生き物の展示をしています。
中でも、ロシアのバイカル湖に暮らす、バイカルアザラシは目がくりっとしていて、丸くて可愛いので親子連れにとっても人気があります♪
土日はいつも賑わっています。
チョウザメも人気です。
こちらは、男の子に人気な印象。
ゆったりと優雅に泳ぐ姿に見入るお子さんも多いです。
水槽の深さが子供の目線に近いので、見やすいんだろうな~と思います(^_^)
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琵琶湖博物館の水族展示室の見どころ5 マイクロアクアリウム&マイクロバー
こちらは一転して、照明も暗めで大人っぽい雰囲気です。
マイクロアクアリウムでは、琵琶湖やそのまわりの水域に住む、多様な小さな生き物たちを紹介しています。
成安造形大学とのコラボデザインも見どころです♪
ミジンコ「ノロ」の巨大フィギュアの展示はクールですし、
微生物をイメージしたイスやソファはなんとも可愛らしいです。
実際に腰掛けて、微生物の解説映像を眺めることもできます。
もちろん、微生物の展示を眺めたり、
顕微鏡で微生物の観察をすることができます。
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琵琶湖博物館の水族展示室の見どころまとめ。料金、所要時間は?
琵琶湖博物館の水族展示室の見どころをまとめると?
びわはくの水族展示の特徴は、
・琵琶湖の環境に沿った琵琶湖の生き物の展示
が中心になっているのですが、他にも、
・古代湖でもある琵琶湖特有の固有種の生き物の展示
・同じ古代湖の生き物の紹介
・琵琶湖を通して気付く環境問題、生き物の影響についての分かりやすい展示
などもあって、淡水の生き物に興味がある人、環境問題を学びたい人にとっても、興味深い展示がたくさんあります。
なかなかにマニアックというか、オリジナリティの高い展示をしていて面白いんですよね~。
個人的に好きなのはマイクロアクアリウム。ともすれば「地味」と思われがちな微生物の展示が凝っていて、ユニークで面白いです。
ここのスタッフさん、微生物への愛が深いのか(注:筆者の主観ですww)、質問すると、とても熱心&丁寧に説明して下さいます(^^;)(あくまで筆者の主観ですww)
そうじゃなくて・・・もっと単純に可愛い生き物を見たい!という方なら、アザラシやナマズといった癒やし系生き物もいます♪
淡水に住むアザラシ、「バイカルアザラシ」や、琵琶湖固有のナマズ、「ビワコオオナマズ」は特に人気が高く、土日はいつも小さなお子さん連れの家族で賑わっています。
ぬいぐるみも売っていたりして、こちらも可愛いですよ♪
こうした人気の生き物、展示についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています↓↓
琵琶湖博物館の水族展示室の料金は?
水族展示室だけではなく、「企画展示」以外の全ての展示が観覧できる料金になります。
小学生・中学生までは無料
高校生・大学生は450円
一般の方は800円
です。
びわはくに年2回以上行く予定がある方なら、「年間パスポート」がかなりお得。
無料で入館出来る方法、割引など、お得に入館できる方法はこちらで詳しくお伝えしています↓↓
琵琶湖博物館の水族展示室の所要時間は?
びわはくの「水族展示室」のみをまわる場合、子供連れで一通りゆっくり見てまわる感じで、「1時間~1時間半」くらいでまわれると思います。
ちなみに、びわはく全体の観覧時間としては、3時間くらいあれば大丈夫かなという印象です。
もちろん、展示内容に興味があって、じっくり展示内容を読んでみたり、観察に時間がかけてみたい・・という場合なら、もっと長くなりますが・・
子供連れでも、1時間半もあればじゅうぶんです。
琵琶湖博物館の水族館!?水族展示室の見どころや料金、所要時間は?さいごに
びわ博の水族館は可愛い生き物ももちろんいるのですが、可愛いだけじゃないマニアックな生き物も見ていて楽しいです。
個人的に好きなのはマイクロアクアリウム。ともすれば「地味」と思われがちな微生物の展示が凝っていて、ユニークで面白いです。
ここのスタッフさん、微生物への愛が深いのか(注:筆者の主観ですww)、質問すると、とても熱心&丁寧に説明して下さいます(^^;)(あくまで筆者の主観ですww)
オリジナリティの高い展示が多いので、そういうところにも注目です♪
関連記事 びわ博のお役立ち記事のまとめです。お得な入館方法、展示の見どころ、近隣のランチや周辺観光のおすすめなどをまとめています。
琵琶湖博物館 基本情報
■琵琶湖博物館
■公式サイト:https://www.biwahaku.jp/
■所在地:滋賀県草津市下物町1091
■営業時間:10時00分 – 17時00分
■定休日:月曜日(その他臨時休館あり)
■Tel:077-568-4811
■予約サイト:https://www.biwahaku.jp/post_2.html